飾り制作 

29/Apr/2011

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 2011年の作業初日。まずは魚町山蔵の中を確認。

 いくつかの屋根の色塗りから開始。
 量を確認しながら絵の具を用意する。

 今年は城が上がる。平垣がいつもより多い。さてさて山の上でどんな風に固定されるのか。


 

 大屋根はところどころ補修されているので、全体的に色を塗る。
 出し物にあった色が必要なので濃さは慎重に。


 

 隙間もすでに計測されていて、隙間を埋める地場も用意されている。
 これらも着色。

 


 

 二階では紙を貼るお母さんたちががんばっていた。
 これらのいくつかも補修されていて色塗りが必要。

 


 

 遠目で見るとどこも直すところは無いようにも見える。しかし角度を変えるとあちこち足りない。

 もっとも重要なのは飾った際に下からどんな風に見えるか、だ。


 

 渡り廊下もきれいに仕上げていく。
 毎年同じように手がけているので慣れたものだけど、これって結構失敗してやり直すんだよねぇ。

 


 
 

 部品の高低が気になり出すとまた分解することもある。
 この廊下は隠れる部分を確認しながら補修を加える。


 

 平行な廊下はかなめ。

 

 


 地場を塗り上げる。
 山町によって色遣いが異なるので昨年の残骸を見ながら色を選ぶが、若干去年とは違ってくる。これもまた一興。


 

 塗った直後と乾いてからも色が変化するから、結構面倒なのだ。

 


 

 色を作るときは少し塗ってみて乾いた様子を確認する。
 この時にその年の出し物に合わせて濃くしたり薄くしたり。

 


 色振り開始。
 山町ごとに振る色の種類と順序が違う。
 魚町を作っている途中で「鍛治町のも一枚作ってくれ」とか言われると結構混乱するんだよね(笑)


 

 完成写真は撮り忘れたけど、この状態と比較すると結構違って見える。
 ここから変化していくのも楽しみだったりするのだ。