飾り制作  (魚町)

25/Apr/2010

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 2010年もいよいよ私自身のでか山作業のスタート。事前に進捗を聞いていたのでさほど大きなものはないだろうと考えながら七尾へ向かう。

 魚町の設計を確認して部材を選択。無いものは一から作り上げる。

 この背景も寸法を合わせて枠組みを作る。


 

 隣の飾りもちょっと観察。

 こいつはどこだ?ってなくらいに作っている最中はわからないものも多い。
 どうやら釣鐘堂の塀垣らしい。

 


 

 少し手伝いながら、デカ山へ上げた時の設置の仕方を考えて補強などを施す。

 何年も前に材料の背後に支えになるものが無く、デカ山の上で大工仕事を強いられた事も思い出す。


 

 魚町の山倉の中は狭い。

 今年は古くて再利用できないものは廃棄したいと聞いていた。後日この中のいくつかは廃棄する。


 

 山倉のさらに奥。今回の材料が手前に置いてあるが、隅にはかなり長い間見た記憶が無いものも。

 しかしこの中に飾りの他、デカ山の材料と車輪が入っているのだから大したものだと感じる。


 

 目立つものはほとんど今年使われるものたち。ほとんど手を加えられているが、細かな部分を確認しながら色塗りなどを施して補修していく。 



 
 

 そろそろ作業終了時間。

 天候が良かったのでスムースに進んだが、雨でも降ると効率は一気に下がる。大きな講堂なんかで作業できるのが良いのだろうけど。


 

 作業を終えて帰り道で府中町を確認。

 

29/Apr/2010


 28日の夜に金沢から七尾へ向かったが、翌日の天気は不安だった。

 朝はかなり雨が降っていたが、少しずつ回復。気持ちよく作業できるほどだったのだが、何せ風が強かった。この山がかりも何度風に飛ばされた事か。


 

 同時に隙間を埋める材料も色塗りをしていたのだが、何度も突風に悩まされた。

 実はこの直後、風で飛ばされた材料が顔面を直撃。。。幸い擦り傷程度で済んだのだが、痛かった。。。

 


 

 突風で顔面に受けた傷は人に見せられないが(笑)、おかげで手はこんな風に。。。