裏山         05/May/2009

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 朝一番に人形に被せてあったビニールを回収。午前7時である。
 この日が最終日。各山は食祭市場前と仙対橋前で揃う。
 念のため飾りもチェックして朝の作業は終了。

 午前10時には魚町が食祭市場前へ入ったと連絡を受けて、早速点検に向かう。
 遠くに見えるでか山には特に異常は見られないと思われる。
 

 食祭市場へ到着する頃には、府中町も入っていた。
 揃って点検開始。
 こちらは魚町。若干人形が振られているようで向きを直す。

 府中町は特に異常はなかったが、太閤秀吉の足の位置が気になって修正。
 
 

 午前11時頃に鍛冶町が向かってきた。人込みを避けて待つことにした。
 
 


鍛冶町食祭市場へ向かうビデオ SANY0170.mov 47.9MB
鍛冶町食祭市場へ向かうビデオ SANY0170.AVI 110.0MB



 停止前から軒下が気になっていた。人形浅茅の下側の飾りが若干下がっていた。
 近付くと隙間も見える。
 どうやら軒下の飾りが割れて、全体的に下がっていた様子。

 修理完了後兄貴と浅茅のツーショット。
 似合わねぇカップルだ・・・
 浅茅は綺麗すぎる。。。

 七尾食祭市場前に三台揃ったでか山。
 この後12時過ぎには府中町から仙対橋へ向かう。
 

 府中町が動き出す。
 昨年よりも曳き手が多いと思われ、出だしが速い。
 速度が出ると梃子も大変だ。

 この数だもの・・・この写真に写っている半分くらいの人が曳いているんじゃないかな。
 止梃子が入るとピタリと止まるから怪我の無いように気をつけて欲しいものだ。
 例年このあたりで、「ちょっと曳いてみようか」って気になるのだが、今年はさすがにこの人込みに参加しようとは思わなかったな。。。

 羽梃子が入って少しずつ軌道修正しながら進む府中町。
 
 今年が特に重いとかは思わなかったが、でか山の運行経路はあちこち止梃子で削られていた。

 仙対橋を越えて御祓川湖畔で府中町が停止。
 
 

 子供たちのりりしい姿。七尾まだらを舞う。
 
 

 仙対橋の上で止まった魚町。鍛冶町が進行方向を遮っていたため、今年は大梃子を使わなければならなかったようだ。
 いつもの年は、大梃子を入れずに180度曲がっていく魚町。これも見ものなのだが。
 

 三台並ぶと、やはり魚町の飾りが一番煌びやかで圧倒される。何よりも奥行きの雰囲気が違う。
 このこつも先代が教えてくれた事があった。
 魚町は本来三台の中で中央に位置するでか山なのだから、一番目立って三角を形成するような雰囲気が必要なのだとか。

 夜、そろそろ祭りも終わる22時頃。山町へ戻ったでか山のそばで、まだ大勢が余韻を楽しんでいる。
 人形の回収準備にとりかかる瞬間。
 

 〆はやはり七尾まだら。
 通さんの声はやはり素晴らしい。これを聴かない事には祭の感じがしない。
 


魚町七尾まだらビデオ SANY0155.mov 13.5MB
魚町七尾まだらビデオ SANY0155.AVI 56.5MB
 
 
       06/May/2009


 解体された飾りたち。来年また使うものも多いだろう。
 釘などは出来るだけ抜いてきちんと山倉へ納める。
 

 来年もまたでか山をきれいに飾って欲しい。
 
 2009年も無事に終了いたしました。ありがとうございました。