ほぼ出来たが真中の隙間を移動させることになった。渡り廊下が西側へ寄せられる。
これで隠す手段が一つ増える。細かい材料で補う余裕が出来たのだ。
そのほかの隙間も確認しながら埋めていく。
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屋根の上から渡り廊下の上にかけての隙間は緊急で材料を用意して埋める。
組み上げてから出てくる隙間には高い場所へ上って埋めていく必要がある。
若くないと出来ないかもねぇ。。。
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でか山の裏側を下から見上げてみた。
スカイマスターの上のバスケットがある場所で先ほど私は隙間を埋める作業をしていたのだ。そう思うと急に足がすくんだ(笑)
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ほとんどの隙間が消えたが、屋台の下側と渡り廊下の下、トンガリの西の端が空いている。
屋台下は黒塗りのベニヤを打ち付ける。渡り廊下の下は地場で埋める。
西の端は?
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同じアングル写真ですが、少し角度を変えるだけで隙間が変化します。
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魚町の終盤で府中町からお呼びがかかります。
そろそろ人形の配置時間です。
しかし到着時点で人形を立てる”人形棒”が縛ってない。人形棒を縛り付けながら内部の写真を。
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この写真の中央部分の丸太が”人形棒”です。かなりしっかり固定しないと、でか山が動き出すと落ちてきたり左右に振れたりします。
荒縄なんて日常的に触っていないので、すぐに手が痛くなります。必然的に力が入らなくなるんですね。
人形を載せた時に「緩いぞ!」って叱られることも。。。
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人形棒三本が見える府中町。
人形宿から回収してきた人形を順に上げます。
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淀君を載せるところで人形棒の縛りが緩くやり直し。
淀様にはしばらく横になって待っていて頂きました。
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人形三体配置完了。
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太閤秀吉と淀君
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この場面の主人公、長谷川等伯。
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魚町へ移動して人形を上げます。
人形一体の重さは15kgくらいだろうか。私も何度か担いで上がったことがあるが、決して軽くは無い。
この時横でおじさんが「軽いからすぐ上がる」なんて言ってたけど、私はかつて軽い人形などお目にかかったことは無い。
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ここでも人形棒の縛りが緩いことが判明。さらに左右へ大きく振れてしまうこともわかった。
急遽固定する作業に取り掛かる。
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ほとんどの隙間も埋めて、時間は19時少し前。
西の端のトンガリ部分は急遽海を作成。ベニヤに青を塗って波を立てる。
しかし取り付けるといささか小さかった。。。
もうしばらくすると鍛冶町が動き出す。
魚町はこのすぐ後に看板も取り付けて完了。
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鍛冶町へ到着すると、最後の一体の固定作業を行っているところだった。
この人形はかなり高い場所で人形棒が配置できない場所にあり、スタンドを固定して対応する予定になっていたが、そのスタンドがうまく固定できていない様子。
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真下から見上げると確かにこの西側はかなりせり出していて、取り付けも大変なのがわかる。
実は昨年の鍛冶町も同じような配置だった。取り付けは見ていないが、人形をおろすときに大変だった記憶がある。
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あと一時間ほどで動き出すだけに焦りも出てくるが、西上を安定させないことには安心できない。
人形は後方からもワイヤーで支えられているので不安は少ないが、土台もしっかり固定しないと最終日までもたない可能性もある。
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人形のすぐ横に看板も設置してほぼ完了。これで宵山が迎えられる。
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最後に人形の足を固定していなかった府中町へ戻る。
足元を針金で固定して完了。午前一時には動き出す。
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今年はどんな暴れっぷりを見せてくれるのか。期待に胸を膨らませながら府中町を後にする。
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