裏山  その3       5/5
 府中が食祭市場前へ進む為に曳き出しの木遣りが始まった。
 町毎に木遣りが異なるが機会があれば全て整理してみたいものだ。このあたりの資料も探すよう心がける事にする。
 食祭市場前の臨港道路に並んだ魚町(左)と府中町。
 何年か前に海風が強く倒れないか不安になった事を思い出す。
 昭和に入ってからも倒れた記録があるそうだが詳細は調べていない。
 鍛冶町のデカ山を補修中。
 この直前に弁慶の人形があまりにふらつくため調整していた。ところが降りてきてみると山がかりが浮いている。「ありゃ?また上がらんなんか!」と叫んでいるところへひょっこり現れたスタッフの一人。「おまえ、良いところに来たなぁ。ちょっと上まで登れ」と言うわけで補修。このあたりは13メートル近くあるかな?

 やっぱり立派な魚町。雪翁が今にも大見得切ってその悪事ぶりを披露しそうな雰囲気だ。
 でも金四郎はすでに桜吹雪を出してしまっているし、ぐうの音も出ない場面か。。。

 さあ、魚町が曳き出される。曳き出し歌も終わり「エンヤー、エンヤー、エーンーヤー」のかけ声がかかっているところだ。