制作風景(飾り)        魚町 28,29/4
「山がかり」の色塗り。毎年痛みが激しいので今年も紙を貼って修復。町毎に配色が違うのではっきりわかる。
かなり慎重に色塗りしたが、実はそんなに念入りに塗る必要は無いようだ。「山」の雰囲気を出す為の工夫はもちろんだが、問題は「春の山」であると言う点だ。
渡り廊下などもかなり痛んでいる。紙を貼り直して瓦や石垣を描いていく。
毎年飾りの修復を手がけてくると、ある程度こつが見えてくるものだが、それにしても一年のブランクがあるだけに誰しも最初はとまどう。