魚町


 ■木遣り唄■
☆本山(魚町)曳き出し唄
イーー イーヤーエー
めでーたァーいーもーのーはァーェ
そーばーエーの種
花咲くゥーェ
実がァーァーなァーる
三ーイー角 立つ

(しめ句)
綱のためとし 車曳く
淀の川瀬の 水車
鶴と亀との 舞い遊び
万慶衆者


☆曳山辻まわし唄
 そうりゃーえーイサ
〜このま舘は イヤーエー
 やっさかせーヨォーイヤナァー
 
 鶴が御門に 巣をかけたよォーいトォーナァー
 そーうら あーんじま
 ありゃりゃ どっこいしょ
 よおーいとこ よおーいとこナァー
 エンヤー エンヤー
〜娘島田に 蝶々が止まる
 止まるはずだよ 花じゃもの
〜富士の白雪 朝日でとける
 娘島田は 情けでとける
〜重いも道理じゃ 道理じゃ
 大福長者の 金箱だもの
〜鶴は千年 亀は万年
 浦島太郎は 八千年じゃ
〜させさせと いうたとて
 娘は大小 一度にさせやせぬ
〜やかん頭に 猫爪たてた
 猫もよくみた たこと見た
〜忠臣蔵七段目
 力があれば お軽とあがるじゃ
〜破れふんどし 将棋の駒よ
 角かと思えば 金が出たよ
〜娘十七八やぐらにのせて
 下から見上げりゃ 弥生の桜



 飾り付け作業中。人数が多いのは良いが、なかなかスムースには進まない。。。



 全てのデカ山を担当している我々は、順番に人形を設置して回る。魚町が最後となる。
 3日朝から舞台の作成に取りかかり、すでに夜を迎えようとしている。魚町は人形宿から回収した人形を順に配置し、看板を取りつける。この後ライトアップされ「夜見世」となる。


 辻回しのデカ山。このアングルからはわかりにくいが左の写真は地車を入れる直前。デカ山にこれだけ多くの子供達が乗るとかなり重い。
 回った後(右)は地車を抜いて走り出す。


 狭い路地を大勢に曳かれて突き進む。右は電柱直前で停止したデカ山。歓声が沸き上がる瞬間である。


 大地主(おおとこぬし)神社境内へ入った魚町は若衆の労をねぎらうように木遣りが入る。


 これも伝統芸能「七尾まだら」を舞う若衆。観衆も一体となって合いの手、手拍子が入る。


 車輪一つの大きさ。身長170cmに近い次男が並んでもこの大きさである。